| メッセージ - A年 復活節 |
主の復活の出来事に基づき、二つの点に注目したいと思います。
第一点は、「墓の石が取りのけられていたこと」です。 この出来事は、単なる物理的な現象ではありません。イエス・キリストの復活において、深い霊的な意味を持つと考えられます。それは「死と絶望が取り除かれたこと」のしるしです。墓の石は「死によって閉ざされた状態」や「希望を失った状況」を象徴しています。その石が取り除かれていたことは、死が最終的な支配者ではないこと、絶望が終わりではないことを示しています。神が人間の限界を超えて道を開かれた象徴なのです。
第二点は、「マグダラのマリアの、闇を突き破る勇気」です。 福音書によると、マグダラのマリアはまだ暗い早朝にイエスの墓へ向かいました。恐れや悲しみの中にありながらも、彼女は愛と献身に従って行動しました。「暗いうちに」という描写は、時間を示すだけでなく、絶望や不安の中でも希望を求めて歩み出す姿を象徴しているように思えます。彼女が暗闇の中で墓へ向かったこと、そして最初に復活の光を目にしたことは、希望が絶望に打ち勝つ力強いメッセージを私たちに伝えています。
どうか、主の復活の光が私たちの心の障害を取り除き、マグダラのマリアのように恐れや過去を超えて未来に勇気をもって歩む力を与えてくださいますように。“主のご復活、おめでとうございます”
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