メッセージ - C年 祭祝日

 

「主イエスは、引き渡される夜、パンを取り、感謝の祈りをささげてそれを裂き、「これは、あなたがたのためのわたしの体である。わたしの記念としてこのように行いなさい」と言われました。」1コリ 11:23-24

神は、イエス・キリストにおいてご自身を全ての人の手に引渡してくださいました。それは、一人ひとりの人が、イエス・キリストを受け入れることによって、神を受け入れるためであり、イエス・キリストに自分自身を与えることによって、神に自分自身を与えるためなのです。このように、互いに与え受け入れ合うことによって、人と神が結び合い、最終的に一体になります。これこそ、永遠の命であり、完全な幸福の状態なのです。

ミサの時、聖体拝領することによって、私たちはイエス・キリストを受け入れます。同時に、イエスに従い、イエスに見倣って生きることによって自分自身をイエスに捧げるという洗礼の約束を更新します。ミサの時に受け入れたイエス・キリストを、日常生活においてどのように扱っていますか。イエスが自分の生活の一番大事な方になって、その中心となっているのでしょうか。イエスに従い、自分自身をイエスに捧げるという約束をどのように果たしていますか。

ミサに限らずに日常生活の中にも続けられるイエス・キリストとの交わりによって、イエスへの愛が深まり、イエスとの一致が固まっていきますように祈りましょう。