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恵まれない人々に心を留める マルコ10:17-30

自分の持っている物を分かち合うことができなかった金持ちの男の目に映った悲しみは、イエスの招きを理解していなかったしるしです。彼は自分の財産を失うことを恐れていました。しかしイエスの弟子は失うことによって得るのです(マルコ8:34-36)。後の者を先にすることによって、私たちは、自分の生をささげている主の存在に出会います。
最近行われた神言会の総会議は、次のように宣言しています。「私たちが実際に主ご自身に仕えるのは、貧しい人々や軽んじられている人々に奉仕するときです……み言葉は確かに彼ら一人一人のうちにおられます。み言葉に霊的に根差すことによって、私たちは後の者を先にするという宣教的使命に駆り立てられます。貧しい人々への宣教奉仕を強調することは、オプションではありません。そこにおいてこそ、私たちはみ言葉が世界におられるのを見出すからです。この使命は譲ることはできません」(2018年神言会総会議#42)。

(神言会文書 Encountering the Transforming Word 2018 Oct/Nov より翻訳)