メッセージ - C年 復活節

 

聖書の中にある神の御言葉は、世の創造の初めにある言葉であり、人に対して病気や悪の圧迫か ら開放する言葉であり、回心を呼びかけ、新しい命をもたらす神の国を告げ知らせる言葉なので す。この御言葉に応えた人は、「あなたの信仰があなたを救った」とキリストに言われたのです。 しかし、一番大切な御言葉の実りはなんでしょうか。間違いなく、神様との絆です!「わたしを 愛する人は、わたしの言葉を守る。わたしの父はその人を愛され、父とわたしとはその人のとこ ろに行き、一緒に住む。」と今日朗読される福音の中に約束されています。さらに「弁護者、す なわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊」がわたしちに御言葉の意味を教えてくだ さり、それを実行するように導いてくだるとイエス・キリストは約束されています。実は、御言葉 と導きに従うことによって父と子と聖霊三位一体の交わりに参加することになり、神様がわたし たちに与えてくださる新しい命に与る者となるのです。 それでは、自分にとって神の御言葉はどのような言葉でしょうか。より深く考えたことがありま すか。もしなければ、是非今日から、神の御言葉に自分の耳、また心を傾け、父と子と聖霊の神 様を自分自身の人生の中に招きましょう!