釈義 - B年 祭祝日

第一朗読:使徒2、1-11

第一朗読の言葉は出エジプト記19、1-20,21と関係がある物語である。出エジプト記19、20でモーセが神から律法を貰った。このおかげでイスラエルが神の国民として生まれた。使徒2章でイエスの約束通り(使徒1、8)弟子たちが聖霊の力を貰った。このおかげで教会が生まれた(2,3-4)。これにより教会が全世界で宣教活動を始め(2、5-12)。出エジプト記19、1-20,21と使徒2、1-11で同じ徴が出た。それは強い風と火である(出エジプト記19、16=使徒2、2-3)。

第二朗読:ガラテャ5,16-25

キリスト者は聖霊の力の内に生きている。聖霊の力のおかげでキリスト者が平和的な生活を送ることができる(ガラ5、6)。この力のおかげで悪い習慣を変えることができる(ガラ5、24―25)。この力のおかげでキリスト者らしい生活ができる。キリスト者が行った良いことはすべて聖霊の力によって行ったことである。

この手紙の名宛人はこの教えがまだ分からなかった、だからだれが最も偉いか互いに議論した(ガラ5,26)。

福音朗読:ヨハネ15,26-27; 16,12-15

福音者ヨハネによればイエスを信じている人々が信仰を証することと聖書の言葉の正しい意味を理解できることはすべて聖霊の業である。神と神の子から送られた聖霊は信仰の道を歩いているキリスト者を案内する。