主日の朗読聖書 - B年 年間

テーマ:神の国は近くなった

朗読:     ヨナ3,1-5.10

ヨナはその町に入って、 まず一日目の道のりを歩き回って叫び、 「 もう四十日すると、 ニネベは滅ぼされる」 と言った。 (Jon 3:4 JAS)

第二朗読:     1コリ7,20-31

兄弟たちよ。 私は次のことを言いたいのです。 時は縮まっています。 今からは、 妻のある者は妻のない者のようにしていなさい。 (1Co 7:29 JAS)

福音朗読:     マルコ1,14-20

「 時が満ち、 神の国は近くなった。 悔い改めて福音を信じなさい。 」 (Mar 1:15 JAS)

 
主日の朗読聖書 - B年 年間

ヨハネ1・35-42

35〔そのとき、〕ヨハネは二人の弟子と一緒にいた。 36そして、歩いておられるイエスを見つめて、「見よ、神の小羊だ」と言った。37二人の弟子はそれを聞いて、イエスに従った。 38イエスは振り返り、彼らが従って来るのを見て、「何を求めているのか」と言われた。彼らが、「ラビ――『先生』という意味――どこに泊まっておられる のですか」と言うと、39イエスは、「来なさい。そうすれば分かる」と言われた。そこで、彼らはついて行って、どこにイエスが泊まっておられるかを見た。 そしてその日は、イエスのもとに泊まった。午後四時ごろのことである。 40ヨハネの言葉を聞いて、イエスに従った二人のうちの一人は、シモン・ペトロの兄弟アンデレであった。 41彼は、まず自分の兄弟シモンに会って、「わたしたちはメシア――『油を注がれた者』という意味――に出会った」と言った。 42そして、シモンをイエスのところに連れて行った。イエスは彼を見つめて、「あなたはヨハネの子シモンであるが、ケファ――『岩』という意味――と呼ぶ ことにする」と言われた。

 
メッセージ - B年 年間

「ヨハネは二人の弟子と一緒にいた。そして、歩いておられるイエスを見つめて、「見よ、神の小羊だ」と言った。二人の弟子はそれを聞いて、イエスに従った。」ヨハ 1:35-37

神の指示に従って、ユダヤ人たちは神に小羊や他の動物をいけにえとして捧げていました。このように、神を礼拝したり、いただいた恵みに感謝したり、新たな祝福や犯した罪のゆるしを願ったりしました。これは、そのとき神が定めた、人間の神との絆を深める交わり方法であって、神が求めた交わりのための準備でもあったのです。残念ながら、時が立つにつれて、この儀式は人の心の状態と何の関係もない形式的なものになりました。そのために、人々はそれを行うことによって神に近づく代わりに、神から遠ざかっていったのです。

洗礼者ヨハネは、イエスを見て、彼が「神の小羊」であると宣言しました。「神の小羊」というのは、神が人類に与える捧げ物であるという意味であったでしょう。要するに、イエス・キリストこそ、神が全人類に近づき、すべての人々と交わる新しい方法で、しかも神ご自身が求めた完全な方法であるということです。

残念ながら、この賜物を喜んで受け入れる代わりに、多くの人々はイエスを十字架に付けて、殺してしまったのです。もし、人類の歴史がその瞬間で終わったならば、神に近づく希望は完全になくなったし、人類は永遠の死に定められたことになったに違いありません。幸いにイエスは、自分を十字架につけた人々のためにゆるしを願ってから、自分の命を神に捧げました。それによって、イエスはこの最も大きな罪を完全な奉献に変えたわけです。この奉献のおかげで、神との親しい交わりだけではなく、神の命にあずかることも、神の子どもになることも可能になったのです。

イエスのいけにえの実りにあずかるために、つまり神との愛の交わりに生きるために、私たちは、イエスの最初の弟子と同じように、イエスの呼びかけに応えて、イエスと絆を結び、親しい交わりのうちに生きるだけで十分なのです。

 
釈義 - B年 年間

第一朗読(サムエル上3・3b-10,19)では、少年サムエルへの主なる神からの呼びかけ(召命)の場面が描かれている。サムエルのみならず、わたし達はみな、それぞれの存在(からだ)と命を通して、神からの呼びかけを受けている。神は今も、わたし達一人ひとりの名を呼んでおられる。そのことを、パウロは第二朗読(1コリント6・13c-15a,17-20)で、次のように述べている。体は主のため、主は体のためであり、神は主を復活させ、その力によってわたしたちをも復活させてくださる。あなたがたの体は、神からいただいた聖霊が宿ってくださる神殿であり、もはや自分自身のものではなく代価を払って買い取られたのだから、自分の体で神の栄光を現しなさいと。その現し方の多様性の中に、召命の多様性も存するのであろうか。福音書(ヨハネ1・35-42)においては、洗礼者ヨハネの二人の弟子が師ヨハネの「見よ、神の子羊だ」との導き通リ、イエスに従う様が描かれているが、その内の一人アンデレの証言「わたしたちはメシアに会った」を通して、シモン・ペトロとイエスの出会いと召命が実現する。このように、わたし達の父である主なる神からの呼びかけは様々な人々やできごとを通して成される多様なものであることを今日のみことばは証している。

 
主日の朗読聖書 - B年 年間

 

テーマ: 自分の命を捧げる

第一朗読:     1サム3、3b-20.19

そのうちに主が来られ、 そばに立って、 これまでと同じように、 「 サムエル。 サムエル」 と呼ばれた。 サムエルは、 「 お話しください。 しもべは聞いております」 と申し上げた。 (1Sa 3:10 JAS)

第二朗読:     1コリ6,13c-15a.17-20

あなたがたのからだは、 あなたがたのうちに住まれる、 神から受けた聖霊の宮であり、 あなたがたは、 もはや自分自身のものではないことを、 知らないのですか。 (1Co 6:19 JAS)

福音朗読:     ヨハ1,35-42

イエスが歩いて行かれるのを見て、 「 見よ、 神の小羊」 と言った。 (Joh 1:36 JAS)